不動産投資を始めたばかりのあなた。空室が埋まらず、なぜか内見で決まらない…そんな悩みを抱えていませんか?
または、そんなことになったらどうしようという心配をしていませんか?
実は、入居者が物件を選ぶときの決め手になるのは、間取りや家賃だけではありません。

なんとなくいい感じ!

ここ、ちょっとおしゃれ~♪
そんな第一印象が、申込の背中を押すことがよくあります。
でも、「おしゃれな部屋」と聞くと、ハイコストなリノベーションをイメージしてしまいがち。でもご安心を!
壁の一部にアクセントクロスを取り入れるだけで、内装の印象は劇的に変わるんです。
この記事では、不動産投資初心者の大家さんに向けて、低コストで差別化を図り、内見者の心を掴む「アクセントクロス」の活用術をご紹介します。
「空室が続いて困っている…」「ちょっとでも印象をよくしたい」そんな方にこそ、読んでいただきたい内容です!
なぜ、アクセントクロスが効果的なのか?
内見者が物件に入った瞬間、まず目にするのは「部屋の空気感」。その第一印象を左右するのが、実は“壁”のデザインだったりします。
壁は、床や天井と比べても面積が大きく、視界に入りやすい要素。にもかかわらず、一般的な賃貸物件は白一色で、どこか味気ない印象になりがちです。
だからこそ、壁の一面だけを変える“アクセントクロス”は、効果抜群の差別化ポイントになるんです。
しかも、アクセントクロスは他のリフォームに比べて導入が手軽。
大がかりなリノベーションではないので、費用もグッと抑えられますし、貼る位置や色柄を工夫すれば、おしゃれ感をプラスしつつ、幅広い層に受ける内装に変えることが可能です。
つまり、アクセントクロスは初心者の大家さんにとって、「低リスクの入居促進の一手」とも言える手法です。小さな工夫が、大きな差につながる。そんな目からうろこのようなリフォームなんです。
どこに貼る?何を選ぶ?失敗しないための基本

アクセントクロスって、どこに貼ればいいの?どんな柄がいいの?
そう迷う初心者大家さんは多いはず。
でも、安心してください。ポイントさえ押さえれば、センスに自信がなくても“それっぽく”仕上がります!
まずは、貼る場所を決めよう
天井か、壁の一面。又は、その両方です。
但し、一般的には、アクセストクロスは量産タイプの白いクロスより単価が高いので、場所が広くなれば、その分、コストもかかります。
そして、二面の色を変えるとなると、濃い色の場合、室内が「重い」雰囲気になり、圧迫感で居心地が悪くなってしまいます。
とりあえず、一面の施工からやることをおすすめいたします。
プラスαのワンランク上の演出|照明で魅せる“おしゃれ部屋”
アクセントクロスで壁や天井の印象を変えたら…。もう少し、コストをかけ、おおよそ、数万円の余裕があれば、“光の演出”でさらに魅力アップを狙いましょう。
実は、照明を少し工夫するだけで、クロスの質感やカラーがより引き立ち、「あ、この部屋センスある」と感じてもらえる空間に変わるんです。
おすすめ①:シーリングレール+スポットライト
ベーシックな丸いシーリングライトを、レール型のスポットライトに替えるだけで印象がガラッと変わります。
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壁や天井のクロスを“照らす”ことで、立体感と素材感が際立つ
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ダクトレールならライトの位置も自在に調整でき、演出の幅が広がる
- 賃貸でも“取り付け簡単タイプ”が市販されており、導入しやすい
おすすめ②:シーリングファンライトで“映える+快適さ”
照明とファンが一体になったシーリングファンライトは、デザイン性と機能性を兼ね備えた優秀アイテム。
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見た目のインパクトがあり、「おしゃれ物件」感を演出
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空気の循環にも役立ち、夏も冬も室温ムラを軽減
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木目調の羽根などを選べば、天井クロスとの相性も抜群!
照明の“色温度”でも印象が変わる!
意外と見落としがちなのが、照明の色味(色温度)。
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電球色(オレンジ系):落ち着いた印象、木目やベージュ系のクロスと相性◎
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昼白色(白系):明るく清潔感のある印象。グレー系やクールな配色にマッチ
尚、LED照明は調光といって、色を変化させるタイプもあります。
まとめ
空室に悩む、または、心配で仕方がない初心者大家さんにとって、「限られた予算で、どうやって内見者の心を掴むか?」は大きな課題。
でも、答えは意外とシンプルです。
壁や天井の“たった一面”を変えるだけでも、部屋の印象は見違える。
アクセントクロスは、安価で導入できて、差別化にも効果的な“リフォームの第一歩”。さらにおしゃれな照明をプラスすれば、空間全体の雰囲気を格上げすることができます。
「そんなにお金をかけずにできるなら、ちょっとやってみようかな」
そう思ったあなた、まずは1部屋・1面からチャレンジしてみてください!
小さな一歩が、満室への大きな一歩につながるはずです。
尚、いったん白いクロスでリフォームして、空室が長くなったからといって、一面をアクセントクロスに変えるのは…。NGです!
きれいなクロスを一面はがして、アクセントクロスを貼ることと、手間賃(人件費)も割高にかかってしまうので、検討するなら、退去後の原状回復リフォームのタイミングです!
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